FXトラリピの2020年7月運用実績を振り返ります。
コロナショック以降、だんだんと為替相場は値動きがなくなってきていますね。
投資家にとっては非常につまらない相場でした。
買いで仕掛けているCAD/JPYはヨコヨコ。
売りで仕掛けているEUR/JPYは上昇トレンド。
実現損益も大きく落ち込みました。
合計 28,376円 ※先月に比べて▲82,502円
では、現在運用しているCAD/JPYとEUR/JPYとをそれぞれ簡単に分析してみました。
よかったらこれからの運用の参考にしてみてください。
運用実績

私は現在CAD/JPYとEUR/JPYの二つの通貨ペアを運用しています。
二つの通貨ペア合計の7月運用実績は以下です。
実現損益 28,376円
実現損益累計 954,436円 ※2019年6月~
利回り/年 17.43%


CAD/JPYは買い、EUR/JPYは売りで設定しています。
下図を見てわかるように、CAD/JPYとEUR/JPYは過去チャートの形がよく似ています。
どちらかの通貨ペアが上昇トレンドになれば、もう片方の通貨ペアも上昇することが多く、
どちらかの通貨ペアが下降トレンドになれば、もう片方の通貨ペアも下落することが多いです。
そのため、実現損益は相場全体が上昇トレンドなら「CAD/JPY>EUR/JPY」、下降トレンドなら「CAD/JPY<EUR/JPY」となっています。
つまり、上昇トレンドでも下降トレンドでも利益が得られます。

CAD/JPY
運用ポリシー
売買 | 買い(ロング) |
---|---|
設定レンジ | 72円~89円(17円幅) |
トラップ本数 | 170本(0.1円毎) |
利益幅 | 700円 |
決裁トレール | ON |
ロスカットレート | 65円 |
必要な運用資金 | 307万円 |
※上記運用ポリシーの考え方などの詳細は こちら でまとめています。
運用実績
実現損益 | 16,591円 |
---|---|
決裁回数 | 32回 |
1回あたりの平均利益 | 518円 |
利回り(年換算) | 14.42% |


EUR/JPY
運用ポリシー
売買 | 売り(ショート) |
---|---|
設定レンジ | 115円~124円(9円幅) |
トラップ本数 | 90本(0.1円毎) |
利益幅 | 600円 |
決裁トレール | ON |
ロスカットレート | 140円 |
必要な運用資金 | 235万円 |
※上記運用ポリシーの考え方などの詳細は こちら でまとめています。
運用実績
実現損益 | 11,785円 |
---|---|
決裁回数 | 24回 |
1回あたりの平均利益 | 491円 |
利回り(年換算) | 21.36% |


分析結果

7月の運用結果を振り返ります。観点は以下です。
- 相場観
- 相場と実現損益との関係性
- 利益幅の妥当性
- 決済トレールの有効性
CAD/JPY

① 6月後半から7月前半はBOC調整相場が続いてボラリティが低い相場でした。一時的に利益幅を少なくし(700円→300円)、さらに決済トレールをオフに設定変更したことで、16回の決済(8,394円)がありました。
② 後半から原油価格変動に伴いCAD/JPYも少し上下したことで、16回の決済(8,197円)がありました。
③ 月末は上昇トレンドの兆しがありました。決済トレールオンのため決済は翌週8/3(月)の窓開けに持ち越しです。価格がさらに上昇して欲しい所です。
週末に一旦手動で決済して利益確定させておくといった考えもあったのですが、今回はさらなる上昇に期待してみました。^^;
7月全体でみると成立回数は32回。
1回あたりの平均取得価格は518円でした。

高低差は79円台で0.52円でした。
7月前半のボラリティが低い相場において、利益幅を700円から300円に変更しました。コツコツと成立回数16回と一定の効果はありました。
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EUR/JPY

① 6月後半から7月前半はボラリティが低い相場でした。一時的に利益幅を少なくし(600円→400円)、さらに決済トレールをオフに設定変更したことで、19回の決済(8,393円)がありました。
② 中旬からは上昇トレンドで決済は4回(2,792円)なしでした
③ 月末も引き続き上昇トレンドで、7/31には一時2019年4月以来の高値125円を回復しました。
トレンドに追従し、122円~124円のレンジにトラリピ設定を追加しました。
決済は1回(600円)でした。
7月全体でみると成立回数は24回。
1回あたりの平均取得価格は481円でした。

高低差は122円台で0.68円でした。
7月前半のボラリティが低い相場において、利益幅を600円から400円に変更しました。コツコツと成立回数19回と一定の効果はありました。
今後の運用方針

CAD/JPYもEUR/JPYも設定変更の予定はありません。
利益幅は現状のまま。
決済トレール も有効のままで様子見します。
但し、売り設定のEUR/JPYですが、引き続き現在の設定レンジ(~125円)を超えていくようなら、超えた後のタイミングでレンジ拡張を検討します。
それでは今月もトラリピの運用を楽しみましょう!
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(参考)経済指標 7~8月

日本、カナダ、ユーロ、アメリカ関連の主な経済指標(7~8月)です。
7/1
日本・日銀短観 第2四半期
アメリカ・ADP雇用者数 06月
アメリカ・ISM製造業景気指数 06月
7/2
アメリカ・FOMC議事録 06月
ユーロ・雇用統計 05月
アメリカ・雇用統計 06月
7/6
ユーロ・小売売上高 05月
アメリカ・ISM非製造業景気指数 06月
7/10
カナダ・雇用統計 06月
7/14
アメリカ・消費者物価指数 06月
7/15
日本・日銀政策金利 07月
カナダ・中銀政策金利 07月
7/16
ユーロ・ECB政策金利 07月
アメリカ・小売売上高 06月
7/20
ユーロ・経常収支 05月
7/22
カナダ・消費者物価指数 06月
7/30
ユーロ・雇用統計 06月
7/31
日本・雇用統計 06月
ユーロ・実質GDP(速報値) 第2四半期
カナダ・実質GDP(前月比) 05月
8/3
日本・1-3月期 四半期実質国内総生産
アメリカ・7月 ISM製造業景況指数
8/5
アメリカ・7月 ADP雇用統計
アメリカ・7月ISM非製造業景況指数
8/7
カナダ・7月 新規雇用者数
カナダ・7月 失業率
アメリカ・ 7月 非農業部門雇用者数変化
アメリカ・7月 失業率
アメリカ・7月 平均時給
8/12
アメリカ・7月 消費者物価指数
8/14
ユーロ・4-6月期 四半期域内総生産(GDP)
アメリカ・7月 小売売上高
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