何らかの事情により毎月の家計を補填するために、毎月少しずつ投資信託を売却していきたいと考えている方はいませんか?
例えば、自身のスキルアップ教材の定期購入、子供の習い事や塾費用、ローンの返済、給与が減少してしまった、定年退職した後など。
毎月手動で少しずつ投資信託の売却をするのは面倒です。
楽天証券では投資信託の運用を続けながら、毎月必要額を自動的に売却していくことができます。
投資の出口戦略として非常に便利です。
それでは投信定期売却サービスの詳細を説明していきますね。
投資信託定期売却時の考え方(出口戦略)
定期売却は以下の3パターンから選べます。
- 金額指定
- 定率指定
- 期間指定
それぞれのパターンを説明します。
金額指定
保有している投資信託の評価額から毎月一定額に相当する口数を毎月売却し受取ります。
受取額は1000円以上1円単位で指定できます。
一定額を指定しますので、運用状況によって売却する口数は変動します。
定率指定
投資信託の保有口数に対して指定した率に相当する口数を毎月売却し受取ります。
0.1%以上0.1%単位で指定することができます。
口数に対する定率なので、運用損益状況により受取金額は変動します。
期間指定
最終受取年月を決めておき、投資信託の保有口数を最終受取年月までの月数で等分した口数を毎月売却し受取ります。
最終受取年月を指定します。最大受取期間は50年未満です。
受取りたい期間が明確な場合、例えば「定期購入完了月が決まっている」、「ローン返済期間完了まで」、「定年後から年金受取まで」など、家計を補填しなければならない期間が明確な場合は便利です。
保有している口数を受取完了までの月数で割った口数を毎月自動的に売却することになるため、受取額は変動します。
- 受取日の指定は、毎月1日~28日の間で指定することができます。指定日が休日の場合は前営業日になります。
- 現在積立設定中の銘柄は対象外なので、積立設定をやめる必要があります。毎月売却しているので積立する意味がないため。ただし、定期売却を設定していても、スポットの売買はできます。
投資信託定期売却時の操作手順
それでは定期売却の3つのパターンそれぞれの設定方法を説明します。
便利なことに、それぞれのパターン毎に毎月の受取額のシミュレーションができますので、あわせて説明しますね。
3STEPで完了します。
- 対象の銘柄:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 現在の時価評価額:59,220円
- 保有数量: 55,580 口
STEP1 定期売却をしたい銘柄を選ぶ ※3つのパターン共通
積立設定を行っている銘柄は定期売却設定ができないので一覧には表示されません。
対象の銘柄「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選び設定します。

STEP2 売却方法を設定 ※金額指定の場合
売却方式として金額指定を選択した場合は、毎月一定の売却額(例では5,000円)と毎月の受取日を入力します。
そしてシミュレーションを実行します。
シミュレーション結果は運用利率が1%となっています。
あなたが想定する運用利率に変更します(例では5%に変更)。
グラフにカーソルをあてるかタップすると、各月毎の概算の評価額と概算の受取額が表示されます。

STEP3 暗証番号を入力し設定完了 ※金額指定の場合
設定内容を確認の上、取引暗証番号を入力し設定します。

STEP2 売却方法を設定 ※定率指定の場合
売却方式として定率指定を選択した場合は、毎月売却していく口数の割合(例では10%)と毎月の受取日を入力します。
そしてシミュレーションを実行します。

シミュレーション結果は運用利率が1%となっています。
あなたが想定する運用利率に変更します(例では5%に変更)。
グラフにカーソルをあてるかタップすると、各月毎の概算の評価額と概算の受取額が表示されます。

STEP3 暗証番号を入力し設定完了 ※定率指定の場合
設定内容を確認の上、取引暗証番号を入力し設定します。

STEP2 売却方法を設定 ※期間指定の場合
売却方式として期間指定を選択した場合は、最後に受取年月と毎月の受取日を入力します。
そしてシミュレーションを実行します。

シミュレーション結果は運用利率が1%となっています。
あなたが想定する運用利率に変更します(例では5%に変更)。
グラフにカーソルをあてるかタップすると、各月毎の概算の評価額と概算の受取額が表示されます。

STEP3 暗証番号を入力し設定完了 ※期間指定の場合
設定内容を確認の上、取引暗証番号を入力し設定します。

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