つみたてNISA口座を開設した後、どの投資信託に積み立てるべきなのか悩みませんか?
私もめちゃくちゃ悩みました。だって、この先20年見据えた積立投資ですもんね。
勉強と経験値をあげようと、投資信託に関する書籍を読みまくりました。
そして実際に複数の投資信託を少額ずつ積み立てして実践もしてみました。
その時に得たノウハウを紹介していきたいと思います。
どの運用のタイプを選ぶ?
投資信託には、以下三つの運用タイプがあります。
・アクティブ型
・バランス型
・インデックス型
ずばり、インデックス型です!
アクティブ型
大きなリターンが狙えますが、あくまで相場が上向きトレンドが続いていることが前提です。
下向きのトレンドでは大きく資産を減らすことになります。どの書籍を読んでも、ほとんどのアクティブ型の投資信託は、インデックス型には勝てないと書かれています。
コスト(信託報酬)が高めであることも勝てない理由の一つと思います。
実際に私も国内の人気アクティブ型投資信託に投資しましたが、プラスにはなりませんでした。下向きのトレンドではすごく減って、トレンドが上向きになっても大きく増えることはなかったです。結局損切りした苦い思い出があります。
バランス型
株式でも先進国や新興国、債券などの複数の資産を1本の銘柄にまとめたものです。
大きく増えないですが、大きく減らすこともないようリスクを抑えた運用になります。
コストはアクティブ型よりも安めです。
大きく資産が増えないかわりに、大きく減らしたくもないのであれば、低コストのバランス型を選択するのもよいかもしれません。
インデックス型
企業の株価や時価総額の指数に連動した値動きです。
世界経済全体でみると、様々なショック相場があっても、長期目線で世界経済は成長し続けていますので、低コストのインデックス型がおすすめです。
どのインデックス型指数の銘柄を選ぶ?
インデックス型といっても、銘柄ごとに連動する指数が異なります。
ずばり、外国のインデックス指数に連動した銘柄です!
主な指数をいくつか紹介します。
国内のインデックス指数
日経平均 | 東証一部の代表的な255銘柄で構成 |
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TOPIX | 東証一部の全銘柄で構成 (日本株全体の値動きが日経平均より正確) |
外国のインデックス指数
MSCI コクサイ・インデックス |
先進国22ヵ国の上場企業で構成 |
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ニューヨークダウ | 世界を代表するグローバル企業30社で構成 |
S&P500 | アメリカの全主要な業種を代表する500社で構成 |
各インデックス指数の過去チャート
ここで、各インデックスの過去5年間のチャートを比較してみましょう。
国内のインデックス指数
外国のインデックス指数
考察(各インデックス指数チャートからわかること)
トレンド
国内のインデックス指数 | 過去5年でみると、なんとなく上昇しているかなってところ。 結構バラツキ(上下変動)が多いですよね~。 日経平均もTOPIXもほぼ同じ傾向ですね。 |
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外国のインデックス指数 | 国内のインデックス指数と比較して、明らかに上昇していますね。 バラツキも少ないですね。 MSCIコクサイ・インデックスの方がより上昇していますね。 ニューヨークダウもS&P500もほぼ同じ傾向ですね。 |
ショック相場
国内のインデックス指数 | ショック相場では大きく下がる! |
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外国のインデックス指数 | ショック相場では大きく下がる! 下がる程度はMSCIコクサイ・インデックスが少ないですね。 ニューヨークダウもS&P500も下がり方は同程度ですね。 |
バラツキが少なく上昇傾向が見込め、ショック相場の下がり方が少ないことから
外国のインデックス指数のMSCIコクサイ・インデックス指数に連動した銘柄は必ず選択しておきたいところですね!
また、ニューヨークダウまたはS&P500に連動した銘柄も選択しておきたいところです。
複数の異なる指数の銘柄に投資しておくことで、ショック相場で大きく下がった方の指数へ資金配分を増やし(ポートフォリオを見直す)安く沢山の口数を買っていくよう調整していくことできるからです。
ショック相場における資金配分の見直しを想定し、株式だけでなく、債券が多めの銘柄も選択しておくとよいかもしれませんね。
オススメの投資信託銘柄をまとめました。


