私は、2020年2月より GMOクリック証券 で「イギリス100」という株価指数CFDをつみたてています。
FTSE100という株価指数を原資に、GMOクリック証券 が「イギリス100」という名前で提供している株価指数CFD商品です。
FTSE100は、ロンドン証券取引所に上場している時価総額上位100銘柄で構成される株価指数(時価総額加重平均指数)になります。
時価総額上位100銘柄は常に同じ銘柄が入り続けるわけではありません。時代に応じて変動する時価総額の上位100銘柄となります。いわゆる、アメリカのS&P500や日本の日経平均のイギリス版といったところですね。
イギリス100は、株価指数CFDの中でも価格調整額が多く受け取れます。
ざっくりですが、4~5万円の拘束金で建玉を1つ保有すると、過去実績より年間4回(3月、6月、9月、12月)に分けて合計3,000円程度の価格調整額が受け取れます。
価格調整額については後述しますが、株式保有時のインカムゲイン(配当金)がもらえるようなものです。
株式保有時のインカムゲイン → 配当金
株価指数CFD保有時のインカムゲイン → 価格調整額
現在21の建玉を保有しています。
9月に1つの建玉あたり421円(合計8,841円)の価格調整額を受け取りました。
過去履歴から9月は少なめです。 ^^;
これまで実績を報告します。
また、毎月建玉を1つずつ購入していった場合、10年後の運用実績も予測してみましたのでご覧ください。
イギリス100の価格調整額

価格調整額は、原資産が先物のCFDに対して発生します。原資産が先物のCFDというのは、CFDの価格を作る際に先物の価格を参照しているということです。
株価指数CFDも同様(原資産が先物のCFD)です。
先物のCFDは、取引可能な期日が決まっているため限月を乗り換えます。すなわち、CFDが参照する先物を期近から期先に変更します。変更する際、期近のCFDと期先のCFDに価格差が発生します。
先物の限月が切り替わったことによってCFDの価格が変わってしまうと、CFDの建玉を保有している人は相場が変動していないのに評価損益が変動することになってしまいます。
そのため、評価損益の変動をなかったかのように調整するために価格調整額が発生します。
詳しくは こちらの記事 で解説していますのでよかったらご覧ください。
2011年12月以降からの価格調整額をグラフにしてみました。350円~1,283円とバラツキがありますが、平均すると775円です。
余談ですが、毎年9月は価格調整額が少なめ、毎年3月は価格調整額が多めとなっていますね。次回12月(12限月)の価格調整額に期待します! ^^;

運用実績

イギリス100の運用実績です。
まだ運用期間も短く建玉数も少ないので、累計の価格調整額が少ないです。^^;

建玉数(買) | 21 |
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建単価の平均 | 6498.2 |
拘束証拠金 (元本) |
978,032円 |
価格調整額 (累計) |
27,042円 |
運用利回り | 2.76% |
実績予測

イギリス100を5年間、10年間にわたり毎月1つの建玉をつみたてた場合の実績を予測してみました。
10年後は元本に対して、約半分近くの価格調整額がつみあがることになります。
今から楽しみです! ^^

5年後(~2025年)
建玉数(買) | 84 |
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拘束証拠金 (元本) |
3,421,235円 |
価格調整額 (累計) |
906,144円 |
運用利回り | 26.49% |
10年後(~2030年)
建玉数(買) | 144 |
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拘束証拠金 (元本) |
5,748,095円 |
価格調整額 (累計) |
2,696,907円 |
運用利回り | 46.92% |
運用益
UK100(FTSE100)チャートより、イギリス経済は過去幾度となくショック相場から回復し上昇傾向にあります。
コロナショックで大きく下がった今、安く建玉を仕込めるチャンスでもあります。
価格調整額だけでなく、イギリス経済の成長とともに運用益にも期待したいところです。

つみたて時の注意点や必要な知識

GMOクリック証券 でイギリス100をつみたてる場合に必ず知っておくべき情報は以下の記事で解説しています。
価格調整額が発生する理由、証拠金の考え方、リスク管理(ロスカットルール)など必ずおさえておくべきことをまとめています。
よかったらご覧ください。


